代表者紹介


Words and Hearts 株式会社
代表取締役社長  青木多香子

1976年生まれ 
キャリアコンサルタント(CDA)
(社)手紙文化振興協会認定 
手紙の書き方マスターコンサルタント

手紙と言葉の力を広める講師活動と同時に、人の可能性と行動力を引き出すカウンセリング・コーチングを行っています。

■思いをつづる
歌人であった祖父の影響で短歌を詠んだり、日記や手紙を書く幼少期でした。甘えん坊で、寂しん坊のわりに、臆病なところもあり、うまく言えない思いを、文章に綴っていました。思春期は、「誰にも頼らず、誰かの期待に応えよう」と必死で、自分を追い込み、苦しくなっていた頃。知らず知らずのうち、「書く」ことがセルフカウンセリングになっていました。このころの夢は、記者になることでした。

■燃え尽き、再燃焼の1995年
高校三年の春、「書くことが好きだから、記者になる。そのために、ジャーナリズムを勉強する」と大学受験に臨むも、すべて不合格。唖然。「かっこ悪い」「もう1年受験勉強するなんて考えられない!」燃え尽き、虚無感に襲われ、正直、この時期の記憶がすっ飛んでいます。

覚えてえているのは、ある日、ふと立ち寄った本屋で、留学の本を手にしたときのこと。「日本で勉強できないなら、できるところへ行けばいいんだ!」と光を見出し、留学を決めました。両親を説得し、アメリカに単身留学。当時、英会話すら習ったことはありませんでした。しかも、留学生が卒業するのは難しいと言われる、ジャーナリズム学部。それでも「思ったら行動」しかできない私は、がむしゃらに勉強しました。勉強していて気づけば外が明るくなることはよくありました。高熱があっても夜中まで記事を書き上げるのに必死だったり、食べながら寝てしまう、歩きながら眠気に襲われ、車にひかれそうになることもありました。

■手紙の力
そんな私を励ましてくれたのは、日本からの手紙でした。日本語の本やお菓子と一緒に入っている両親からの手紙、桜の写真のポストカード、同級生からの手紙、誕生日カード。「私のことを覚えていてくれているんだ」と胸が熱くなり、「頑張らなくちゃ!」と大きな力となりました。全力疾走の4年間を経て、1999年の冬、無事ジャーナリズム学部を卒業することができました。

卒業後、現地でライター・編集の仕事をした後、帰国。帰国して初めて、日本の就職活動スケジュールを知りました。「就職活動って1年前に始まってたんだ!」そんなレベルでした。そんなとき「英語ができる人を探している」というお仕事の話をいただき、「英語はばっちりです!」と言い切って、翌月から、めでたく社会人となりました。仕事内容は、総務・経理、同時に、広報担当として、パンフレットを作成したり、日本語と英語で手紙を書くようになりました。上司は女性の元同時通訳者。最初のうちは、手紙の原文がなくなるまでに赤入れされ、「私の留学経験は何だったのか?!」と自分を責めたくなるほどでした。自分の未熟さに、悔しくてトイレで涙することもありました。しかし、ここでの5年間で、企業間における手紙の重要性を、嫌というほど体感することになりました。

■カウンセリングとの出会い
その後、フリーライターを経て、教育の世界へ。大学での教材製作をする予定が、思わぬ配置換えで、外国人留学生のキャリアアドバイザーをすることになるのです。しかし、アドバイスをするにしても、日本の就職活動を経験していない私。「これでは学生に申し訳ない」とキャリアカウンセラーの資格取得の勉強をはじめました。

就業前、15分早く来て勉強。帰宅して夕食後2時間勉強。土曜日の朝、特急に乗って2時間、8時間の講座を2日連続で受講して、日曜日の夜、また2時間特急に乗って帰ってくる。それができたのは楽しかったから。授業の内容はもちろんですが、本気の学生たちが、私に会いに来てくれる。暗い顔をしていても、カウンセリングによって、自ら答えを出して、元気になって帰っていく。

「人が変わる」「秘めた可能性を広げる」「一歩踏み出せるようになる」その瞬間を感じられることに、何よりの喜びを感じるようになりました。

その後、大学をはじめ、公共職業訓練、就職支援事業に携わり、これまでの相談実績は、10代~80代・1000名以上におよびます。

■全力疾走の私に、突如の急ブレーキ
常に全力疾走の私に急ブレーキをかけたのは2014年の春。妊活を始める前に、一度診てもらおうと軽い気持ちで立ち寄ったクリニックで、直径13センチもの子宮筋腫が見つかりました。「日帰り手術でできますか?」という私のトンチンカンな質問に、先生は「普通は10日くらい入院して、1か月は休職しますよ」と苦笑いでした。ショックとともに、仕事を休まないといけないという悔しさで涙が止まりませんでした。「負けたくない。遅れをとりたくない」・・見えない敵と勝手に戦っていた、ある日の出来事でした。

人生初の手術を経験し、体は思うように動かず、自分ひとりで何もできない入院生活。今まで当たり前に感じていたたくさんのコト、支えてくれていた人たちに、ただただ感謝する毎日でした。そして、窓の外を眺めながら、自分の生きる意味を考えるようになりました。

「何のために頑張ってきたんだろ」「私はどこに向かっているんだろう」

そして、結果ばかりを追い求めるのでなく、人と比較するのではなく、「自分らしい人生をおくろう」と決意したのでした。

■一冊の本に救われる
10日間の入院生活を終え、1か月の自宅療養中、一冊の本に出合いました。『手書き文字を美しく 心が通じる一筆箋』。一般社団法人手紙文化振興協会むらかみかずこ代表の本でした。「手書きってあたたかい。こんな風に気持ちを伝えることができるんだ!」

すぐに、2級講座に申し込み、同年12月には、手紙の書き方コンサルタントとなりました。留学時代、自分を励ましてくれた手紙。自分の存在を確認することができた手紙。書くことで自分も笑顔になり、もらった相手も笑顔になる。笑顔がどんどんつながっていく手紙の力・楽しさを知ってもらいたく、毎月講座を開催しています。講座は、毎回満員の人気講座となり、新聞、雑誌、2016年2月には、ももいろクローバーZのラジオにゲスト出演するなどメディアにも多数出演させていただいています。

■自分らしい人生のカタチ
2015年10月、相手を思う心と言葉を、商品・サービスに託して提供する会社、株式会社Words and Heartsを設立しました。手紙とカウンセリング・コーチングが主軸になっている会社は、入院中に決意した「自分らしい人生」をおくるための一つの形でした。

現在、会社の代表、手紙の先生、キャリアコンサルタント・コーチとして活動をしています。どの仕事も、人の真の心の声にフォーカスし、自分らしく豊かで幸せな人生をおくるお手伝いをしたいという思いで共通しています。

ブログ「手紙、おくります。」
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